■ ID | 959 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Occurrence of synthetic fragrances and organic UV filters in surface waters, sediments, and coresediments in Japan |
■ 著者 |
Y. Kameda
埼玉県環境科学国際センター H. Yamashita (独)土木研究所 M. Ozaki (独)土木研究所 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | SETAC North America 28th Annual Meeting, 12, 13 November, 2007 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では 筆者らが開発した香料及び紫外線吸収剤合計25物質の多成分同時分析手法を用い、利根川水系、荒川水系、鶴見川水系及び多摩川水系の河川について、 河川水中濃度、底質中濃度を測定した。さらに、河川水中での濃度分配について考察した。その結果、測定した総ての地点で EHMC及びベンゾフェノンといった紫外線吸収剤が検出され、広範囲の汚染が確認された。さらにこれらの物質は懸濁態に多く存在していた。一方、東京湾の底質コア中の香料及び紫外線吸収剤を分析したところ、1970年代の底質中でEHMCが現在の底質よりも高濃度で検出された。また、ベンゾフェノンも検出され、その濃度は現在に向かうにつれ上昇傾向であった。したがって、これらの物質の残留性が懸念された。 |
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